クロロフィルaは植物が持つ色素で、海中での濃度は植物プランクトンの量や光合成量と関連します。世界中の海で測られたクロロフィルa濃度の観測を集めて解析することで、海洋内部のクロロフィルa濃度の分布を調べました。光のよく届くものの栄養塩が少ない海面付近よりも、光は少し弱いながらも栄養塩が豊富な亜表層(深さ数10mから150m)において、クロロフィルa濃度が極大をとる様子が捉えられました。
大気海洋変動観測研究センター 海洋環境観測研究部(衛星海洋学分野)
クロロフィルaは植物が持つ色素で、海中での濃度は植物プランクトンの量や光合成量と関連します。世界中の海で測られたクロロフィルa濃度の観測を集めて解析することで、海洋内部のクロロフィルa濃度の分布を調べました。光のよく届くものの栄養塩が少ない海面付近よりも、光は少し弱いながらも栄養塩が豊富な亜表層(深さ数10mから150m)において、クロロフィルa濃度が極大をとる様子が捉えられました。