高水温イベントとサンゴ白化

琉球列島周辺における高水温イベントが、いつどこでどの程度発生していたのか、そして、 それらとサンゴ白化の関係を調べました。高水温イベントは、平均水温が上昇する夏に多発するのに対し、高水温偏差イベントは、1年を通して発生していました。高水温イベントとサンゴ白化は、時間的空間的に同期して起こっていました。また、エルニーニョ変動やインド洋ダイポールモード減少との関係も示唆されました。

Yasunaka, S., H. Kurihara, T. Doi: Spatiotemporal variation of high-temperature events and its relation to coral bleaching in the Ryukyu Islands, Japan. PEPS, 12, 7, 2025.