12月12日から16日にかけてアメリカ合衆国のサンフランシスコで行われた2016年度米国地球物理学連合秋季大会(American Geophysical Union Fall Meeting 2016)に本研究室から博士課程3年の齊藤が参加・発表を行った。齊藤は、新しいリモートセンシング手法や雲・エアロゾルの気候影響関連のセッションを中心に聴講し、またポスターセッションでは自身の研究発表や他の研究者との議論を行った。雲やエアロゾルの衛星観測のセッションでは、前年と比べて明らかに可視・近赤外の偏光観測を取り入れた衛星観測測器のデザインや、偏光観測を用いたリモートセンシング手法の開発が増えたように思える。ただでさえ放射伝達界隈の若手研究者が少ないため、今後10年を見据えて私もその一助となれるよう、より高度な知識を身につけなければと感じた(齊藤)。