研究内容の紹介

ひまわり8号赤外観測による雲特性データを用いた梅雨前線に伴う雲の日周期の実態解明

東アジアの夏季に特有の梅雨前線による降水帯に伴って、地域ごとに特徴的な雲・降水の日周期が現れることが知られていますが、対 …

スカイラジオメーターによって観測された天頂放射輝度スペクトルを用いた雲物理量の推定

衛星観測は雲の特徴や気候システムに対する雲の役割を理解する上で必要不可欠であるが、衛星観測による雲物理量の推定精度は雲リ …

ハドレー循環の沈降域の移動が冬季北大西洋における雲と気候に及ぼす影響

冬季北大西洋では、ハドレー循環の下降流域が北緯35度付近にあることが知られていますが、1970年代後半頃からその下降域が …

深層学習を用いた地上からの雲観測手法の提案

雲の光学的厚さの空間分布の観測は、太陽光発電の予測と診断に役立ちます。しかし、大気中で起きる複雑な三次元放射伝達を考慮す …

雲の特性を示す値を用いて得られた台風の日周期パルスの特徴

本グループが開発した、静止気象衛星ひまわり8号による雲の様々な特性値の推定手法を用いて、台風を時間・空間的に高解像度で解 …

ひまわり8号データから雲特性を高速に推定する手法の開発

静止気象衛星ひまわり8号の2つの赤外バンドを用いて、雲の光学的厚さと雲頂高度を推定する手法を開発し、論文誌SOLA(Sa …

氷雲の鉛直不均質性とそれが熱赤外観測データを用いた雲特性の推定に与える影響についての研究

鉛直不均質(VIH)な氷雲は、受動型リモートセンシングにおいて平行平面雲層(PPH)を仮定しているが、それによって推定の …

ひまわり8号の多バンド赤外測定による雲特性の推定

新世代静止気象衛星「ひまわり8号」による熱赤外域の測定から雲の様々な特性を推定するアルゴリズムを開発し,論文誌J. Me …