本研究室では、大気中の温室効果気体である二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、六フッ化硫黄(SF6)や、温室効果関連気体の一酸化炭素(CO)、酸素(O2)などの地球表層での循環を明らかにするために、航空機(日本上空)・船舶(日豪航路・日米航路)・大気球(成層圏)及び地上基地(北極・南極)を用いた大気観測とデータ解析・数値モデルによる研究を行っています。
本研究室の教員は、理学部宇宙地球物理学科および理学研究科地球物理学専攻の構成員として、学部・大学院生の教育に携わっています。
新着情報
本研究室OBの後藤助教(極地研)が2017年SOLA論文賞受賞
後藤大輔助教(国立極地研究所)が、日本気象学会・2017年SOLA論文賞を受賞しました。発表題目は「南極昭和基地上空の成層圏における温室効果気体の鉛直分布と時間変動」でした。本研究室のメンバーの多くも共著者に加わっています。賞状
南極観測60周年記念講演会(2017年6月10日)
南極観測60周年記念講演会が、下記の通り開催されます。
日時:2017年6月10日(土) 13:30開場 14:00開演 16:10終了
場所:せんだいメディアテーク 7階スタジオシアター
入場無料(先着180名)
講演:
1)南極観測60年の歩みと南極の自然・昭和基地の暮らし 森岡 昭(東北大学名誉教授)
2)南極氷床コアから見る地球環境変動--3000mのタイムカプセル 川村賢二(国立極地研究所)
3)オーロラって何だ? 坂野井健(東北大学理学研究科)
展示:
南極の氷、防寒具他
主催:南極OB会宮城県支部
共催:東北大学理学研究科
太陽惑星間物理学講座
大気海洋変動観測研究センター
惑星プラズマ・大気研究センター
昭和基地でのCO2濃度連続観測
国立極地研究所と共同で実施している昭和基地でのCO2濃度観測について、極地研のホームページで紹介されました。(2016.7.13)
昭和基地で観測されたCO2濃度の変動は、こちらで見ることができます。(2016.8.1)
助教または博士研究員公募のお知らせ(2016年5月31日締切)
本研究室では、助教(任期付き)または博士研究員1名を募集しています。詳しくはこちらをご覧下さい。応募締め切りは、2016年5月31日です。
大学院地球物理学専攻の入試説明会が開催されます(2016年3月7日:仙台)
2016年3月7日(月)に、仙台で大学院入試説明会が開催されます。詳しくは地球物理学専攻ホームページをご覧下さい。
また、2016年度夏期に実施される大学院入試に関して、順次、地球物理学専攻ホームページ(こちら)にてお知らせします。
本研究室の藤田遼君(D1)が第21回大気化学討論会・学生優秀発表賞を受賞
藤田遼君(博士課程後期1年)が、日本大気化学会・第21回大気化学討論会(2015年10月19-21日)において、学生優秀発表賞を受賞しました。発表題目は「カナダ・チャーチルにおける大気中CH4濃度の季節変動とその起源解析」でした。こちらに写真を掲載しています。