最近の活動

2025.8.29 南極観測用ガスシリンダー送り出し

南極昭和基地でのCO2濃度観測に使用されるガスシリンダーを送り出しました。これらのガスシリンダーには高圧空気が充填されており、研究室でCO2濃度を高精度に分析して濃度決定を行いました。送り出されたガスシリンダーはまず国立極地研究所へ、その後、南極昭和基地まで届けられて現場でのCO2濃度測定の標準ガスとして使用されます。


2025.7.8 北海道・大樹航空宇宙実験場(JAXA)において、大気球実験が行われました。

北海道・大樹航空宇宙実験場において、改良型クライオサンプラーによる成層圏大気採取実験を行いました。成層圏大気試料の採取に成功し、これから様々な大気成分の分析が行われます。


当日の実験の様子は、JAXA宇宙科学研究所ウェブサイトでも紹介されています。


2018.2.20 本研究室OBの後藤大輔助教他が2017年日本気象学会SOLA論文賞を受賞しました。


2015.8.6 北海道・大樹航空宇宙実験場(JAXA/ISAS)において、大型クライオジェニックサンプラー(写真上左)を用いた成層圏大気採取実験を行いました。

満膨張時容積100,000m3の大気球によって高度約35kmまで上昇したクライオジェニックサンプラーは、上昇中11高度で大量の成層圏大気試料を採取しました。採取試料は、東北大・宮教大・東工大・産総研において、温室効果気体濃度・同位体比、大気主成分濃度・同位体比の分析に使用されます。

(写真上左から)クライオジェニックサンプラー放球前準備作業、放球直前、大気球へのヘリウムガス充填完了
(写真下左から)大気球放球、気球切り離し後のパラシュート降下、無事に海上回収成功


2015.10.21 本研究室D1の藤田遼君が第21回大気化学討論会で学生優秀発表賞を受賞しました。

大気化学討論会賞状(藤田) IMG_5677-1
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2015.02.22-28 インドネシア・ビアク島から大気球を用いて成層圏大気サンプラーを打ち上げ、高度18km-29kmの成層圏大気試料(計7高度)の採取に成功しました。

写真は左上から、ヘリウムガス充填中の大気球、成層圏大気サンプラーに液体窒素を充填、放球成功、ドリアンを美味しく頂きました。

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2013.01.10 南極昭和基地において大気球を用いた成層圏大気採取実験に成功しました。

(写真:大気球放球の様子(左)、成層圏から撮影された南極大陸(右))

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2012.11.28 北極ニーオルスンに酸素濃度連続測定システムを設置し、観測を開始しました。

(写真左:国立極地研究所ニーオルスン観測基地 右:酸素濃度連続観測システム)

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2012.02.11 観測船「白鳳丸」から大気球を放球し、熱帯域上空の成層圏における大気採取に成功しました。

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